先輩が下諏訪町の山の中で採ってきたホコリダケ。名前もあまり良くないし。美味しいとか料理の仕方も良くわからなくて図鑑やネットでもあまり美味しくない評価のホコリダケ。
ホコリダケ料理と検索してもなかなか出てこないし、地元諏訪のキノコ愛好家でもホコリダケを食べる風習がなさそうだ。
毒ではない。
美味しさも図鑑で見ると★★☆☆☆との事。
ホコリダケといえば成長するとグレーに変色して傘の先端に小型の穴が開き触ったりするとそこから埃?胞子が煙のように出てくる、田舎町に住んでいれば少し山に入ると沢山生えてる割とポピュラーなホコリダケ。
幼菌では純白で真っ白。
それを採って調理下拵えは表面の薄皮を剥いてバターと塩胡椒。
甘くないマシュマロのような食感で旨味が強くトロトロに。癖もなく雑味も苦味もアクも無く。
とても美味しい。
ホコリダケだけを採ってバターソテーするだけの料理があっても良いくらいだ。
世の中にはまだ出回ってないホコリダケの魅力。実際に経験してみないとわからないことがあるもんです。
夏から秋の終わりまで長野県の山で比較的多く見ることのあるキノコなので今後は積極的に採取して色々な調理を楽しんでみたいキノコの一つです。
今年1番の美味しさでした。