僕の住む長野県の下諏訪町の住宅街のお友達の家に住み着いていてその存在を初めて知ったハクビシン。イカツイ猫みたいな感じで少し不気味な存在。
古い家などに住み着いちゃったりしてなかなか厄介なイメージ。
話は変わり今シーズンの狩猟もそろそろ終わりの季節で街中のハンター達もラストスパートで奮起しています。
猟師をしている友達からハクビシンの子供が獲れ解体して食べれる状態なので今晩待っている!との事。
今までも海外で普通は食べないようなモノを拒まずに食べてきた僕なのでここは一発トライしてみるかーと思ってドキドキしながら友達の家に向かった。
移動中にインターネットで一応、ハクビシンを食べる事のリスクについて調べて。家に着いて猟師仲間も初めての経験なので色々と議論をしている。
冷蔵庫の中から出てきたのがコレ。
冬は身が痩せていて脂が乗っているとの事で、よくわからないがとにかくよく煮込んでみよう。
因みに出刃包丁ではなく流石ハンター。バークリバーというアメリカ製の猟師ナイフでさらに解体してくれて煮込む。
見た目グロテスク。知らないでいれば疑いなく食べますが浅く付けた知識が邪魔する笑
案の定というか期待を大きく裏切り甘味のある非常に癖のない絶品の味だった。
熊や猪も食べ比べたんですが、ハクビシンがダントツ美味しかった。
もちろん、鹿肉も食べたりしましたが中でも一番クセもなくジューシーでダントツの味。
どんどん食べちゃいそうだったが、色々なリスクを考慮して味を見るだけにしましたが魅惑の味だった。
今まで食べた事のない美味しさ。
有り難く食べた。
ハクビシンを食べるなんてあまり聞いたこともないので良い経験をしました。