諏訪 しめ飾り 意味と飾り方
今日は平成26年12月28日
しめ飾りを飾る時期なんですね。
少しだけ意味合いや飾り方など説明します
先ず、しめ飾りの意味なんですが正月に「年神様」を迎えるため
それと、福を招き災いを除ける意味合いがある
諏訪地方で収穫された稲を使っていまして、
上の縄は雲を表します。そして下の稲は雨を表します。
そのシメ縄に縁起の良い飾りを施します。
先ず、神様の降臨と雷を表す白色と赤色の紙が「紙垂(しで)」
シダのような緑の葉は「ウラジロ」という植物で裏が白い葉なので
オモテウラがなく清廉潔白を表します。漢字は 裏白 です。
オレンジ色の魚は「鯛」でオメデタイということで鯛を。
それに餅、伊勢海老が付きます。 伊勢海老も「威勢がよい」
ということだと思います。
僕が知ってる限り、ウン十年と小林生花店で年末に変わらぬ商品を販売しています。
現代風のリースタイプやモダンなデザインもあり、とっても良いことだと思います
しかし諏訪で収穫された藁(わら)を使っているというのが大切なことだと思います。
28日 今日飾る理由は二十八 漢数字で末広がり ということで 28日に飾ることが多いです。
29日 九は苦しい ということを連想させるため基本は29日は飾ることは避けます
また31日も「一夜飾り(いちやかざり)」といって避ける事が多いです。
今日を逃したら。。。。 安心してください。 30日も飾る日として相応しいので
30日に飾ってください。
できれば、朝日の昇る時間帯に飾り、1月7日の夕暮れに外します。
その後、しめ飾りは地区のどんど焼きに出してお焚き上げしてもらいます。
コバフラでも現代風のしめ飾りを販売しようと思ったこともありましたが
お客様の声と諏訪の文化の継承ということで、地物にこだわっています。
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